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なぜ“価格に現れない価値”を意識するべきなのか?
仮想通貨の価格は毎日上下しますが、その動きだけを追いかけても本質にはたどり着けません。
今回は、表面上の価格変動だけでなく、裏にある価値をどう見抜くかについて考えてみます。
仮想通貨を始めたばかりのころ、草コインは怖い存在でした。
「明日には消えているかもしれない」──そんな不安がずっとありました。
でも、いろんなプロジェクトを見ていく中で、ふと思ったんです。
「これって、本当に“価値がない”のか?」
この記事では、僕が草コインを見るときに大事にしている2つの視点、
「価格に出ていない価値」と「時間を味方にできるか」についてまとめてみました。
まず、「価格に出ていない価値」を見抜くということ
草コインは、価格だけを見ていたら判断できません。
重要なのは、その裏にある“構造”や“兆し”を見抜くことだと僕は思っています。
価値を見るための3つの視点
- 構造を変えようとしているか?
- 使われる未来が想像できるか?
- 周囲にエコシステムが育っているか?
たとえば、Akash(AKT)はクラウドの仕組みそのものを分散化しようとしているし、
StorX(SRX)は、中央集権的なストレージモデルを変えようとしています。
ちなみに、具体的に僕が注目している草コインのひとつについては、こちらの記事(Dropboxでよくない?と思ってた僕がSRXに期待してる理由)で詳しく紹介しています。
こうした「前提を壊すプロジェクト」には、短期的な価格以上の価値が潜んでいることがある。
次に、「時間を味方にできるか?」を考える
投資の世界では、S&P500のようなインデックス投資であっても、
「15年以上保有すれば、損失する確率はほぼ0%に近づく」
と言われています。
もちろん、草コインとインデックスではリスクの質が違います。
でも、こう考えるようになりました。
「本当に価値のあるプロジェクトなら、時間がその価値を浮かび上がらせるはずだ」と。
だから僕は、単に「短期間で上がるかどうか」ではなく、
「時間をかけて実需が育ち、認知されていくイメージが持てるか?」を重視するようになりました。
草コイン投資は、「兆し」を探す旅
結局、価格にすべてが現れるのはもっと後。
「上がってから買う」のではなく、
「上がる前に、構造や実需の兆しを見つける」──これが草コインとの正しい向き合い方だと、今は思っています。
“価格に現れない価値”を拾える目線を持つことが、長期的な成功への一歩だと僕は考えています。
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