投資って、「分かる人だけが分かってる」みたいな瞬間が一番面白い。
仮想通貨の世界では、それが“キャズム前”ってやつだと僕は思ってる。
キャズム(chasm)っていうのは、簡単に言えば「革新的な技術が、オタク層から一般層に広がるまでにある深い谷」。
この谷を越えたプロジェクトだけが、本当に世の中に定着する。
でも、谷を越える前のタイミングで乗れたら——。
それが、一番リターンが大きい。
FETやCTSIに初期から投資していた人たち、AKTやSRXを掘ってる人たちは、もしかしたら“その谷の前”にいるのかもしれない。
この記事の目次
キャズム前が、一番リターンが大きい
僕が投資を始めたころ、「技術力がある=価格が上がる」と思ってた。
でも実際は違った。
いくらテクノロジーがすごくても、キャズムを越えられなければ、価格は跳ねない。
それどころか、誰にも気づかれずに終わるプロジェクトも山ほどある。
実力があっても、それが伝わらない限りは評価されない。
仮想通貨の世界って、まるで就活のようだと思った。
キャズムを越える“その瞬間”に立ち会いたい
それでも、僕は信じていたい。
「キャズムを越えるその瞬間」を見たいから。
少しずつ口コミが広がって、SNSで話題になって、メディアに取り上げられて、気づけば“当然のインフラ”になっていく。
その中に、自分が仕込んだトークンがあったら。
それって、すごく嬉しいじゃないですか。
XDCが少しずつ注目され始めたとき、僕は思った。
「あ、これ、谷を越えそうだな」って。
キャズムを越えたあとでは遅い
でも、谷を越えてからでは遅い。
みんなが気づいてから買っても、もう“爆発的な伸びしろ”は残ってない。
それはGAFAが世界を取ったあとに「Googleの株買おうかな」って言ってるようなもの。
仮想通貨には、今も“キャズムの前”にあるプロジェクトがたくさんある。
SRX、AKT、FET、CTSI…。
もちろん、全部が谷を越えるわけじゃない。
でも、「まだ越えてない」という事実こそが、チャンスだ。
インターネット黎明期と同じ「今」
僕は、インターネットが広がる前の世界を少しだけ知ってる。
パソコン通信とか、電話回線とか、遅いモデムとか。
当時「ネットで買い物?」って笑われてたのに、今は誰もがAmazonを使ってる。
つまり、世の中ってそういうものだと思う。
分かる人だけが信じてるときに、どれだけ行動できるか。
キャズムの前にいる今こそが、一番おもしろい。
【この記事で紹介したプロジェクト】
・SRX(StorX)
・AKT(Akash)
・FET(Fetch.ai)
・CTSI(Cartesi)
・XDC(XDC Network)
“キャズム前に仕込む”という戦略に共感するなら。
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