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30倍だったのに売れなかった──僕が向き合った「感情」と「構造」
仮想通貨の世界で、信じられないほどの上昇を経験した。
ある銘柄で、僕の資産は一時30倍になった。
でも──売れなかった。
あのときの僕は、価格を見つめるたびに「もっと上がるかも」と思っていた。冷静に分析したつもりでも、感情は理性を追い越していた。
この記事では、僕がその後どう思い、どう構造的に向き合い直したかを、正直に書いていこうと思う。
では、僕がなぜ「売れなかった」のか──感情と構造のはざまを、深掘りしていきましょう。
売れなかったのは、「根拠のある期待」があったから
なぜ利確しなかったのか、自分でも不思議だった
30倍という数字は、冷静に考えれば「一部を利確するには十分」だった。
でも僕は、売れなかった。どこかで「これはまだ序章だ」と思っていた。
実際、そのプロジェクトは良い技術を持ち、提携先も増えていた。僕なりに調べて応援していた。だから「もっと上がるはず」という感情には、一見“根拠”があった。
だけど今振り返ると、それは「構造ではなく物語に酔っていた」状態だった。
利確できなかった原因は「構造の無さ」だった
計画なき投資は、感情に支配される
本当に悔やまれるのは、自分の中に「出口戦略」がなかったことだ。
利確ルールがあれば、感情が揺れても行動が揺れなかったはずだ。
でも僕は「この銘柄が好きだから」「もっとニュースが出るから」そんな感情論で握っていた。
投資は感情のゲームではなく、構造化された意思決定の連続である──このことを、僕は30倍で“売れなかった”ことで学んだ。
感情を否定しない。構造と共存させる
「好き」という気持ちも、大事な投資理由
僕は今も、そのプロジェクトが好きだし、応援している。
あのとき利確していても、全部売ったかどうかは分からない。
でも今は違う。
好きだからこそ、利益を確保し、また応援できる状態を作ることが大切だと思っている。
感情は、否定するものじゃない。
構造の中に“居場所”を与えてあげることが、大人の投資なんだと思う。
投資で後悔しないために──構造を持とう
構造的に考えると、選択の重みが変わる
今の僕は、投資のたびにこう考える。
「この銘柄をどのタイミングでどう評価し、どう出口を決めるか」
投資は感情を伴うものだけど、感情に委ねてはいけない。
構造化された思考があってこそ、感情とのバランスが取れる。
僕が30倍で売れなかったのは、「感情に理由がある」と思い込み、「構造のなさ」に気づけなかったから。
同じ過ちを繰り返したくないから、この記事を書いた。
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5つの評価軸ガイドをご覧ください。
また、具体的なプロジェクトに当てはめて理解したい方には、
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